なぜ私が悪口ノートのサービスを始めたか？
それは自分自身が過去に経験したことによる影響が実は大きいのです。
数年前、私は暗闇の中をさまよっている、ひとりの女性でした。
金銭面の不安、実家の火事、両親の死、慣れない会社経営、夫との不仲、等
ひとりでは抱えきれないほどの悩みがありました。
なぜ、こんなにも、物事がうまく行かないんだろう。
どうして夫や部下はわかってくれないんだろう。伝わらないんだろう。
立て続けに起こる不運と不幸に、心が病みました。
どうすればいいのだろう、と整理できない頭の中で、
私の思考はぐるぐるとさまよっていました。
ある日のこと、自分の頭の中で考えていることを、物理的なものにぶちまけました。
それは、1冊のノートでした。
（きっと、物理的にアウトプットできるスペースがあれば、なんでもよかったのでしょう。）
不思議なことに、
ノートに親や友人、職場の人に対する不平不満、嫉妬、妬み、自己否定などの悪口をアウトプットすると、
こころが少し晴れた気がしました。
そこで、ようやく気づきました。
自分でも理解できていないことを、半強制的にアウトプットすることで、
自分のメンタルを整理できるだけでなく、
自分でも気づいていない嫌悪や認識していない欲求が炙り出せることを。
特にその中でも人の「悪口」を書くことは、
誰にも言えない秘密をもうひとりの自分と共有しているような、
不思議な感覚がありました。
きっと誰もこんなにも腹黒くて汚い感情をわかってくれないだろうけど、
その感情を抱くことが自分の中だけで許された気がしました。
「こんな汚い感情を持ってていいんだ」
という許可が自分におろせたことは、
私の人生に大きく影響を与えていると思います。
頭の中で何度もリフレインする、他人への悪口を洗いざらいに書き出していくと、
最後には必ず、こころが優しさに満ち溢れた状態になり、
嫌な出来事や苦手な人のことが、
何だか「愛おしく」感じられました。
その「愛おしさ」をベースにして
行動を起こしていくことが、人生を良くするための方法なのでは？
と、ある法則に辿り着きました。
そこから、その法則に基づいて、
私自身のこころの奥底に隠れていた、
不平や不満、怒りや苦しみ、妬みや恨みなど
あらゆる「負の感情」をノートにアウトプットしていきました。
さらに、心理学やカウンセリングの
メソッドやルールを加えながら
継続的に「悪口をノートに書き続けた」ことで、
こころが浄化され、進むべき道が照らされていきました。
気づかぬうちに「悪口」を入り口として、
自分と対話する習慣のスキーム化ができていたのです。
それからというもの、
自分の生きたい人生を歩むための方向性の設計ができるようになり、
たくさんの良いことが起き始めました。
・嫌いな人が減って生きるのが楽になった
・対人恐怖症だったけど人前で緊張せず、堂々と話せるようになった
・これまで経営してきた会社を辞め、本当に好きなことで起業ができた
・口コミでビジネスが数多く生まれ、前の事業と同規模の年商数千万円をほどなく実現
・年に数回、国内外の旅行に行ける（夢だったパリにも行くことができた）
・悪口ノートに興味を持つ人々が数多く生まれている
・環境や健康のセミナーを主催して、多くの人がライフスタイル変革を起こせている
・娘たちもどんどん自分の夢を追いかけて叶えている
・念願の夢だった、出版へのチャンスをいただいている
この考え方とメゾットを、
世の中で同じように悩んでいる人に提供できないか？
魔法の「悪口ノート」を提供する決意はそこから来ています。
こころから幸せな女性をこの世に1人でも増やすために。
誰もが自分自身のメンタルとしっかり向き合えば、
解決できないことはない。
人生をいい方向にシフトさせることができるのは、自分しかいない。
私自身の経験を持ってそう確信しています。
